東京ちんも日記

生。社会。すべてが、てんこ。

オダサクと自営業と企業組織

オダサクの小説を読んでいると、天麩羅屋だとかすき焼き屋だとかスナックだとかの商売の話がよく出てくるのだが、今で言う自営業で生計を立てるのは、企業で働くのとは大きく異なり、組織内での人間関係の軋轢もないし、妙な「意識の高さ」だとかも必要ないようで、その面、非常に羨ましく感じる。なんというか「人間的な生き方」とでも言いたくなるような人生を送っているように思われるのだ。勿論、自営業で食い扶持を稼ぐのはサラリーマンなどよりよほど大変でリスクがあるのは今も昔も変わらないみたいであるが。

あらためて、企業組織というのは、軍隊のようでもあるし、宗教団体のようでもあると思う。営利を追求し続けるという確固たる目的があり、目的の追求のために、自分の感情や、思想や、時間を時間を犠牲にして組織に尽くすのだから(極端な物言いだが間違ってはいないだろう)。