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東京ちんこ倶楽部 〜哀しみのLast dance〜

生。社会。すべてが、ちんこ。

東京ちんこ日記 2014年7月18日

18日

 大学の同窓生と飲んだ。みな数年前よりもずっと働くことに慣れているように見えた。あるいは疲れているように見えた。それぞれにそれぞれの野心があるようだったが、熱心にそれを追い求めているようには感じられなかった。誰もが話したいことを話していたが、それらに対する応答が穏やかに過ぎて、なんだかあらたまった社交の場みたいにも感じられた。生きる場所がかなり違ってしまっている。距離が遠い。かといって、異なる分野の話に性急に首を突っ込んでいく熱量は失われてしまった。とはいえ、一次会の食事で皆が集まって酒を選んでいるときの懐かしい親密な空気が忘れられない。ぼくらは確かにもう10年以上もそれなりに連絡を取り合って生きてきたのだ。

 帰り道でZと2人で電車で一緒になったがZはずっと携帯を見ていた。ぼくとときおり話をする間もそうだった。