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東京ちんこ倶楽部 〜哀しみのLast dance〜

生。社会。すべてが、ちんこ。

労働の間にも磨り減り続けるぼくの生命

 昨日、今日と急に涼しくなった。肌寒いくらいだった。

 暑さに弱ったぼくにとっては喜ばしいものだったが、変化が激しすぎて少し体調が崩れてしまったようだ。

 昔よりも体が弱っている。働き出したころはこんなことはなかった。今よりももっと遅くまで働いていたし、昼間にはずっと多くの営業先を回っていたような気もするが、こんなにきつく感じることはなかった。だから、一日にやれることがもっと沢山あった気がする。仕事にしろ、わずかばかりではあるが、それ以外のことにしろ。

 一方で、ぼくが毎日をほとんど労働だけに費やしている間にも、ぼくの死は確実に近づいている。寿命は毎日平等に一日ずつ近づいている。

 残された時間が少なくなっている上に、同じ24時間という時間に対して、昔よりも、今の方が、やれることの量が確実に減っている。おまけに、仕事ばかりの毎日は、終わることがないだろう。

 地べたを這い蹲るみたいに労働に耐え続ける以外の生き方を模索するだけの体力も気力もなくなってしまった。