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東京ちんこ倶楽部 〜哀しみのLast dance〜

生。社会。すべてが、ちんこ。

時給を計算してはいけない

時給を計算してはいけない。おそらく、最低賃金を下回ることになる。手取りの金額がそれほどひどくなくても、残業や休日出勤の時間が、あまりにも多すぎるのだ。
友達の話を聞いていても、同じような状況の会社が多いようだ。残業代がまったく出なかったり、出ても20時間ほどしか支給されなかったりするらしい。給料がぼくとさほど大きく変わらないとしたら、彼らの"時給"も、かなり低いのではないだろうか。
金額だけで言えば、少しはゆとりのある暮らしができるくらい、給料が出ているが、では実際の生活はどうかというと、深夜まで働いたり、休日も自主的に出勤したりと、余裕のある生活だとはとても思えない友達は、少なくない。それは、勤めている企業の規模に関わらずである。もちろん、給料の話だけでなく、理不尽な上司の存在や、生活を無視した転勤などの要素で、精神や生活が壊れるような場合もある。
お金のために、生活を犠牲にして、働きまくるようなことが、どうして起こるのだろうか。やはり、逃げ場がないからだろうか。今の会社を辞めては同程度の給料がもらえるのか分からないような状態では、なかなか退職をする決心がつかない。また、転職活動をするにしても、あまりにも労力がかかるため、難しいのだろう。だから、人間的な生活を犠牲にしてでも、働かざるをえない。
とくに、比較的裕福な生活ができると考えられている大規模の企業では、いわゆる高学歴の学生を採用したがるし、また転職を受け入れる人間も、同程度の規模の企業の元社員が好まれるようだ。受験や就職や転職などの様々なタイミングでレールから外れた人間を、排除し続けることで、今働いている従業員らがレールから降りようとするときに、強い圧力をかけている。そうして、時給計算したら目を覆いたくなるような労働条件から、逃れられなくするのだろう。
お金のために、馬車馬のように働き続けなければならないシステム、そして、一度そこから外れたら二度と戻ってくることができない、いびつなシステムが、社会全体に、蔓延しているようだ。