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東京ちんこ日記

生。社会。すべてが、ちんこ。

寿命、システム

とうとう、30代も、半ばを、過ぎようとしている。ぼくは、手元のメモに、書き出してみた。
梶井基次郎 31
織田作之助 33
芥川龍之介 35
太宰治 38
彼らの年を、順番に、追い越していく。仮に、70くらいまで生きるとしても、もう、その半分を、生き終えてしまった。これまでの人生の、どれくらいを、満足できるだろうか。
家庭を、飛び出したら、資本主義のシステムに組み込まれて、ただの、駒となってしまった。お金を生み出し、消費するために、生きている。
これから、死ぬまで、このままでやっていくと想像すると、恐ろしい。学生の時代に、会社という監獄に入って、次に出てこれるのは、定年の後だなどと、冗談を言い合っていたものだったが、今では、笑えなくなった。システムの一部になる辛さ、虚しさを、知ってしまった。肉体的な苦しみと、心内の罪悪感に、蝕まれてしまった。
死んだつもりで、生きなおしてもいいんじゃないかと、思う。死んだつもりで、死んだように生きていっても、いいんじゃないかと、考える。彼らの分は、もうがんばったと、思う。ずっと違和感を持ちながら、よく、耐えてきた。
どうしても、間違ったシステムに加担しているという意識を、ぬぐうことができない。