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東京ちんこ倶楽部 〜哀しみのLast dance〜

生。社会。すべてが、ちんこ。

休日と平日の狭間で…

  休日が終わるとき、まるで夢を見ていたみたいだと、いつも感じる。
  ぼくの心も体も窮屈な生活からの脱出を求めている。オフィスと取引先を行ったり来たりして、売り上げ数字のことだけを考えているような毎日が、健全なはずがない。土日には少しでも自由に精神を飛びたたせたくなる。
  でも束の間の休息にすぎない。ぼくをぎりぎりと締め付ける労働は少しの猶予もなく正確に再開される。
  最後の夜、眠りにつく前、ほとんど間違いなく週末について後悔する。これから会社がどうなるかわからない、世の中が間違いなく大きく変化していくときに、のんきに構えすぎていたのではないか、ひと時も無駄にせず、今後ビジネスに必要になると思われる勉強をするべきではなかったのではないか。
  しかし、働くだけで過ぎ去ってしまう五日間が終わるころには、また休息と自由を欲してしまう。ビジネスしかない社会に自分をつなぎとめておくことは難しい。