ぼくのまわりのうつ病の記録
ぼく自身が、病院で、うつと診断されたが、うつや、それに類する精神疾患は、もはや、特殊な病気でもなくでもなく、いつ、誰もが、発症しても、おかしくないものだと、ぼくは考えている。
実際に、ぼく個人の知り合いや、ぼくの知り合いからたくさんのうつの話を聞いているので、それらの話を、まとめておきたい、と、思った。
○ぼく自身が聞いた話
・ぼくの中学時代からの友人A
(男、発症当時20代後半)
IT企業勤務。20代後半のころ、多忙と、会社の寮でのプライバシーのない生活にストレスが貯まり、適応障害を発症。2週間程度の休養を取得。その後、復職。
・ぼくの中学時代からの友人B
(男、発症当時20代後半)
経理職。新卒で入社し勤めていた企業が数年で倒産。残務処理に追われたのち、転職。同時期に実の母親がなくなり大きなストレスに見舞われうつ病を発症。長期休職。復職するも、発症前と同じ業務には耐えられず、一般職と同じ立場での勤務をすることになる。収入は激減。本人は結婚を諦め、死ぬまで趣味の絵画を生きがいにしてゆくことを決めたとのこと。
・前々職の同僚C
(女、発症当時20代前半)
営業職として新卒で入社したが、連日4時間以上の残業が続くも成果が上がらず、体力の消耗と精神的なプレッシャーからうつ病を発症。1年半の長期休職を余儀なくされる。復職後、同じ職場で働いていたが言動に不可解な部分があり、数カ月で退職。
・サークルの先輩D
(男、発症当時30代前半)
大学院を経てメーカーの研究職に就職。配属部署の部長が残業ありきで仕事をする考え方で、残業を良しとしない彼は衝突。入社数カ月でうつ病を発症。短期間の休職をへて復職。しかし、その後も同じメーカーに勤めながらもうつ病を再発したと聞いている。
○前職の知人E
(男、30代後半)
営業職として中途入社。配属部署のメンバーと折り合いがあわなかったためか入社3ヶ月ほどで出社拒否が始まる。会社からの再三の連絡にも応じず退職勧告。その際になってメールで人に会えるメンタルの状態ではないとの連絡があった。なんらかの精神疾患の可能性が大。
○人を介して聞いた話
・父親の友人の弟
委細不明だがうつ病を発症。回復してきたころに自殺。
・知り合いの小学校時代の同級生
自殺。原因、委細は聞いていないが精神疾患の可能性が大。