東京ちんこ日記

生。社会。すべてが、ちんこ。

2014-01-01から1年間の記事一覧

ぼくの心の Asshole

ぼくの心の Asshole君の好きにしていいよ汚いものが でてきますきれいは 汚い 汚いは きれいそれを わかってもらえれば君の心の Assholeぼくの好きにさせてくれ汚いものを 見たいんだきれいは 汚い 汚いは きれい君は 知っているかなぁ

1973年の井上陽水

いつの間にかぼくらは散歩に明け暮れてた晩飯は 中華料理屋 生姜焼ライスそれで ぼくらは 幸せだったいつの間にかぼくらは歩む道が 違った君は銀座のショーケースぼくは渋谷の中華料理ぼくはそれで 幸せだったいつの間にか ぼくは中華料理 シュウマイ 肉ナス…

店が見つからない

店を探していた。 会社を出たのは22時を過ぎていた。それほど遅い時間でもなかったが、ひどく辛かった。数年前よりと比べて随分と体力が落ちているのを感じた。それもここ数日の話ではなく、半年間はこの調子だった。正確にキーボードを打つのさえ覚束なく…

蛇口から水が…

営業が一段落したので喫茶店で昼食をとることにした。駅のそばに古めかしい構えの店があり、そこに入った。店内は思いのほか広かった。明らかに勤め人ではないとわかる老人達が何人か、なぜかスーツを着て席についていた。 ぼくはそこでホットサンドとコー…

電車がこない

長いエスカレーターを何度も下ってぼくは東横線のホームにいた。 外は雨が降り冷たい風が強く吹いていて、スーツの下半身はじっとりと濡れていた。ズボンの後ろポケットにハンカチを入れていたのでそれで軽くふいた。しかし染み込んだ雨は変わらずぼくの体…

休日と平日の狭間で…

休日が終わるとき、まるで夢を見ていたみたいだと、いつも感じる。 ぼくの心も体も窮屈な生活からの脱出を求めている。オフィスと取引先を行ったり来たりして、売り上げ数字のことだけを考えているような毎日が、健全なはずがない。土日には少しでも自由に…

東京ちんこ日記 2014年11月8日(土)

Hと待ち合わせて鎌倉へ行く予定だったが天候が優れなかったので都内で映画でも観ようということになったが、どうしたわけかぼくらは川崎に向かった。 チネチッタの受付まで歩いて行ったが取り立てて観たい映画がなかったので隣にあったタワーレコードに入っ…

このような感情はどうすればいいのだろう

マネジメントを放置している駄目上司のご家族に不幸があったらしく、最近休みがちである。憎もうにも憎めなくなった。ぼくの怒りの矛先はどこへ向ければいいのだろう。 もともと駄目上司は人間としては面白い部分があり、怒りをぶつける気になれない人だ。…

君と City(シティー)な歓び 見つけたい

爽やかな 風おぉ 天高く 秋よこんなウィークエンドには君と City(シティー)な歓び 見つけたい六畳一間は もう飽きた君を マンションから 連れ出して青空の下へオシャレなカフェへお祭りの喧騒へ摩天楼の足元へ寺社仏閣へ古本屋街へ最高のブティックへアー…

東京シティボーイ日記 〜2014年のハロウィーン〜

仕事帰りに渋谷を歩いていると駅に向かうにつれある種の異様な空気が満ちてくるのに気づきた。そのうちに一目で白雪姫と分かるコスプレの若い女の子が青いドレスの友達と連れ立って歩いているのを見かけ、今日がハロウィンだったと思い出した。 センター街…

次々と人が辞めていくのが当たり前

ぼくの部署で三年目の社員が一人辞めることになったので、送別会が開催された。一年目の社員が先日辞めたばかりの出来事だった。これで、今年に入って辞めた社員は五人になった。数ヶ月ごとに退職者が出るので、社員はみな慣れたものだが、新人に、先輩が短…

仕事はぼくを死に近づける

ちょっとした社内組織の変更があり、仕事量が膨大に増える可能性がでてきた。今でさえ、日々何時間ものサービス残業を余儀なくされ、仕事以外に残された時間がごくわずかな毎日を送っているのに、やりきれない。 儲けを多くするために、仕事を増やし、新しい…

くるった よのなか

くるった よのなかこんくりーとじどうしゃこうそうびるぱそこんぼくを とりかこむもの みんな くるっているなんでぼくらは あんなものをつくるために くるしんだのかぼくらも ぼくらがつくったものも みんな くるっている

肉体が衰え将来の不安が増すばかり

最近、夜の8時を越えたあたりから、仕事を続けるのがきつくなってきた。勿論、続けはするのだが。 しかしこれから先、年をとるにつれてますます体力が衰えていくというのに、こんな調子で働いていけるのだろうか。それを考えると憂鬱になる。 今の会社で働…

話しかけられたくない新人がいる。

話しかけられたくない新人がいる。 彼とはよく喫煙室で一緒になる。というか、彼がぼくや他の喫煙者の後を追って喫煙室に入るらしいのである。 彼が悪い人間でないことはよく分かる。それどころかある意味ではある種の人々にとっては彼ほど付き合いやすいタ…

猫が 駆けた

路地裏に 猫が いたぼくは その愛らしいまなこに誘われ彼に 触れようとした小さな生き物は 駆けて 逃げだしたでも このしなやかな動物が 本来備えた躍動は なかっただるまが 転がるように ずんぐりとした 歩み彼は 右の前足が なかったぼくは 彼を 見た 憂い…

東京ちんこdream 3

会社の先輩から話を聞いていると以前は荻窪の駅前に霊媒師か教祖みたいな女が住んでいて、彼女をたよって何人かうちの社員がその隣近所で暮らしていたとのことだったので、先輩と一緒に電車で荻窪へ行った。 荻窪の北の出口は大きなお寺の境内に直結してい…

働けば働くほど仕事が増えるかもしれないという恐れ

ぼくらの労働は、直接的、あるいは関節的にありとあらゆる技術の進歩に貢献しているのだろうが、最近、技術の進歩は、ぼくらの仕事を増やすためだけにあるような気がしていて、つまり、ぼくらが働けば働くほど、ただひたすらに自分たちの仕事を増やして、自…

ロックフェスに行ってきた

休みだったのでいわゆるロックフェスのような企画へ行ってきた。 さいたまスタジアムで行われた企画で、スタジアムを囲んだコンコースにいくつもステージが用意されている。観客はコンコースを歩き回りながら目当てのアーティストのライブを見て回るのだった…

疲れ、このどうしようもないもの

疲れた。 年をとるにつれてひどくなっていく。 朝起きるのがきつい。 昔はよく、連日11時過ぎとか終電とかまで働いていられたものだと思う。もっともそのころは不可抗力的に起きられなくなって遅刻することも稀にあったけども。。 これから先、年齢を考える…

日本人が必死でがんばった結果がこれか

便利な生活だ。誰でもスマホを持てて、どこにいても世界中の情報を見聞きできるし、道路はきれいで、足元をとられることなく安心して歩けるし、街中にいても、どこにでもすぐご飯が食べられる店があるし、一人暮らしのマンションに帰ったら、風呂とトイレは…

社会主義的な町並み

腹が痛かったのと、上司がいなかったので会社を早めに出た。 下北沢の中華料理屋で食事をしていると店員がおしゃべりしていて、南口の中華料理屋が一軒、月末に店をたたむと話していた。 下北沢ではここ数年でとても多くの個人商店が閉店している。たとえば…

仕事が増えれば喜ぶんだろ?

仕事が増えた。 今のノルマを達成するだけでも、毎日4時間以上のサービス残業が必要なのに、その上に、新しいプロジェクトの仕事が上乗せされた。 こういう時、上司はほとんどと言っていいほど「お前の成長のためだ」とか、「新しい市場が拓けるんだぞ」と…

とても広い監獄みたいだ

今日も疲れた。 会社から帰って食事をしたら10時を超えていた。少し前まではそこからがんばって読書をしていたりしていたが今はそんな気力がない。昔は1時くらいまで起きていられたものだけど今はとてもじゃないがそんなに体力がもたない。 人間らしい生…

東京ちんこdream 2

夢を見た。 港町へ遊びに来ていた。海岸からなだらかな坂がゆるやかに山の手まで続いていた。ぼくらはその坂の中頃にあるホテルに滞在し、海に行くのを楽しみにしていた。 坂道に接したホテルの玄関を出ると珍しい斜行エレベーターがあり、それに乗ってみん…

東京ちんこdream

夢を見た。 営業へ行った。郊外にある小さなメーカーだった。雑草が覆う荒地に工場があり、その二階を訪れることになっていた。 工場の一階はがらんとしていてその中に炉がぽつん稼働していた。銀色の鉄鋼で覆われたぼくをすっぽり包めるほどの大きさの筒の…

東京ちんこ日記 7

9時半ごろにわりと早めに会社を出たが、他の社員が誰も残っていなかった。どうして今日はみんなそれほど早く帰ることができたのだろうか。 ところでぼくが入社したころは新人はみんな毎晩11時ごろまで平気で働いていたのに、今年の新入社員は7時ごろには…

労働の間にも磨り減り続けるぼくの生命

昨日、今日と急に涼しくなった。肌寒いくらいだった。 暑さに弱ったぼくにとっては喜ばしいものだったが、変化が激しすぎて少し体調が崩れてしまったようだ。 昔よりも体が弱っている。働き出したころはこんなことはなかった。今よりももっと遅くまで働いて…

頑張っても頑張っても仕事が増えるだけでどうしようもない。まさに「無理ゲー」ではないだろうか。

もうまともな生活なんてできないだろう。 今日、いきなり大きな仕事がふってきた。これまで受け持っていた仕事だけでも毎日少なくとも4時間近くは残業しているのに。 仕事が、増える一方だが、給料は、比例しない。いやになる。 だけど、転職がすぐにできる…

どこまでも労働漬けの人生なのか

毎日朝から晩まで働いて自分のための時間などほとんどとれない生活が老いるまで続くのだろうか。 昔は、「自分の時間がとれない」ことが不満だった。今は、それどころではなくて、「疲れがなくならない」ことが不満になっている。 まだ若い頃は、仕事が終わ…