東京ちんこ日記

生。社会。すべてが、ちんこ。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事を辞めてもいいはずなのに

春になり、新しく社会に出る人々の話題が耳に入るようになると、ぶらぶらと街を歩き回ったり、喫茶店で時間を潰したりしていた、学生時代を思い出してしまうようだ。やることがなかったし、とりたてて楽しいこともなかったので、多少なりとも無聊を慰めるた…

時給を計算してはいけない

時給を計算してはいけない。おそらく、最低賃金を下回ることになる。手取りの金額がそれほどひどくなくても、残業や休日出勤の時間が、あまりにも多すぎるのだ。友達の話を聞いていても、同じような状況の会社が多いようだ。残業代がまったく出なかったり、…

生命の危機が生じる領域での労働

会社の中での立場が、だんだんと上がってきた。これは、ぼくの能力が向上し、周りの同期から抜け出したいうわけではなく、同期も上司もどんどん会社を辞めていったため、いわば消去法で、今の地位まで押し上げられたのである。(もちろん、辞めていったのは…

彼女の死

昔から知っていた女の子が死んだ。もっとも、ぼくが東京に出てきてからは年に二度ほどしか顔を合わさなかった。数年前、田舎の市内に新しく巨大な橋がかかった。それは人間が歩くためのものではなく車両向けの有料道路で、山と山を結び、眼下には一級河川が…

生命の危機すら感じる

バンドサークルに入っていたころ、学園祭やらなにやらで設営準備と練習に追われていると、ふとしたときに、女の子が、泣いていることがあった。でも、悲しそうな表情ではなかった。本当に疲れてくると、なにも悲しくないのに、涙が出てくるのだと、彼女は説…

なんのために働くのか

なぜ 働くのかお金を えるためかお金は ほしいでも 体を 精神を 壊しては どうしようもないじゃないか体が 精神が 壊れそうなほど 働いているのは なぜかそんなに 働くのは なぜか仲間外れに されたくないからだ普通の マンション普通の 食事普通の 結婚普通…

お金がすべて 働いて 金をえて そのために 体を壊しても 構わない

金に憂き身をやつし起きてから寝るまでというものただひたすらに 働くばかり金の他に なにを得ようかいやそんなもの どこ探したってないのさやることがないから 働くのだろうそれとも 本気に 金がほしいからというのかいいや 御託は聞き飽きた思想的な怠惰を…