2014-06-01 三鷹の女子高生 愛し合った翌朝新宿の 寝床を 離れ都会の 喧騒を 離れ寝ぼけた頭で 1人 西へ三鷹駅で 電車を 乗り換えたそのとき1人の 女子高生の 背中が梅雨なのに 真夏日 カンカン照りの 日に照らされて女子高生の 涼しげな背中が ホームに ぽつりぼくは 田舎へ 向かう彼女は 都会の方へなにを望み なにを求め彼女は 東へそしてぼくは 西へ雲ひとつない 青空ぼくは 電車に乗り窓を流れる 家々の屋根を 見つめた