東京ちんこ日記

生。社会。すべてが、ちんこ。

東京ちんこ日記 2014年7月23日

 昨日までとうってかわって体が楽だった。夏の空気がようやくなじんできたのかもしれなかった。

 Gの営業についていった。担当の女性が喋り好きで助かった。商社に営業しに行ったときのGの緊張がうそのように穏やかに話すことができた。でもGは自社サービスのことについてばかり話しすぎる。対話になっていない印象が強かった。

 この前行った商社の担当はまるで別世界の人間だった。最大手の企業へ行くとたまにそういった人に会う。生まれも育ちも人生に対するスタンスもなにからなにまでが違う。まるで、人類のある変種の生きた標本を目の当たりにするような不思議な気分になる。それくらい彼らの存在は遠いものに思える。

 Gはおとなしいようだが不敵だ。それが言葉や表情に如実にあらわれている。従順なようにふるまうときもあるがそんなときの挙動はなにもかもが大げさすぎてすぐに一時しのぎだとわかる。不幸にもGは周りからそのように見られていることには気づいていないらしい。Gの言動はあまり気持ちのいいものではない。たぶん、先輩社員から声をかけられなくなるタイプの人間だ。でも自分の努力で営業として成長したいという意欲はまったくみえない。

 家賃を○ヶ月分払っていなかったのでひとまず×か月分払った。コンビニでおろせる金額に上限があったので、残りは週末に払うことにした。

 

 エノケンの「洒落男」を聞いた。完璧な歌唱だった。コメディでありながら見事な歌になっている。コメディの喋りのままメロディにのっている。リズムの取り方も最高だ。バッキングもいい。その楽器のもっともよい音の鳴らし方を知っているというのは素敵だ。


洒落男 聴き比べ (ステレオ) - YouTube